世間の風向きとやらを見れば。
どちらを向いても縮小傾向である。

カメラ趣味の知人曰く。

「被写体を変える横滑りが起きる」
「惨めなのは金回りが悪くなった途端に質も落ちる」

何もかもがダウンサイジングする情勢。
パイ自体が縮小すれば、割る分母が変わらなければ、分け前は減る。

現状、言い換えれば既得権益にしがみつく人間が増えれば増えるほど、新規参入者が入り込めない、増えないという循環に陥る。

飽きや撤退で人が消えていくのに加えて、自然減もある。 高齢化で将来的に構成員が消えていく。

そうでなくても物事には何かしらのサイクルがある、と人は言う。
言い換えれば有効期限や賞味期限である。

そりゃ期限が切れれば捨てますわな。

興味が切れたら止めますわな。
続けられなくなったら止めますわな。
メリットが無くなたら止めますわな。

そういう二重の負のサイクルの中に生きているのだろう、と感じた週末であった。


ホント、取り残されて選択肢が無い、となったら、場合によっては「死に」ますからね。
如何にして「逃げる」という「出口」は必要悪かもしれない。
そういう「逃げた」経験もしているので、いずれ書くだろうな。